SONY ReaderとかGALAPAGOSとか

2010年12月10日にSONYSHARPから電子書籍リーダが発表されたので、遅ればせながら家電量販店をのぞいてきた。

電子書籍リーダーって商品はこれまであまり数がなかったし、売り場のどこに展示するんだろうなあ、と考えながら店に行ったところ、店頭入り口前でSONYのReaderを発見。

    • とにかく軽い
    • E-inkの書き換えは思った以上にタイムラグがある
    • 書き換えの時に一瞬明滅する(実際にはバックライトがあるわけじゃないので光ってるわけじゃないんだけど)
    • 新聞の切り抜きのpdfっぽいものを見てみたけど拡大縮小がすごく手間
    • 全体的に反応がにぶい

小説はともかくとして、自炊の漫画やPDFを読むのは結構厳しいかなという印象。逆に自炊した小説なら、サイズもちょうど良いし、軽いし、結構快適に読めるんじゃないかなと思った。Reader Store (http://ebookstore.sony.jp/)のコンテンツ次第なんだけど、これまた、なかなか、ね。ラインナップもそうだけど、文庫が出てるのに文庫より高い値段の商品があったりして、まだまだこれからでしょうねえ。正直、触ってみて良さそうなら買おうと思っていたんだけど、ちょっとまだまだこれからだなあ、というのが総合的な印象。

さて、GALAPAGOS Media tabletだけど、こちらは電子辞書のコーナの近くに展開してた。

    • 良くも悪くもiPadっぽい。特に10.8インチの方は。
    • 操作性はそんなに悪くない。やっぱりiPadっぽいけど。
    • 解像度が高くて5.5インチのモデルでも結構良い感じ。
    • 10.8インチのモデルはなんかすごく重く感じた(原因の半分は台にくくりつけられていたからだと思う)
    • 逆に5.5インチの方はとても軽く感じた。
    • PDFでも読めないものがあるという話(でもこれは他のデバイスでもありそう)
    • 現状、JPGを表示したりはできないらしい(アプリもなかった)

10.8インチのデモ機が横にしても見開き表示にならなくて(調子が悪かったようだ)、試せなかったのが少し残念だけど、まあたぶんiPadっぽいんだろうな。正直、特に期待してなかったんだけど、5.5インチのモデルは買っても良いかなと思った。5.5インチはかなり小さくてiPhoneよりも少し大きいだけなんだけど、解像度が高めなので漫画でもなんとかいけそう。あとはzipで固めたjpgなどを表示できるようになれば、自炊する人の選択肢にもなりうるんじゃないかなあ。でも少し値段が高いかな。iPadの最安のモデルと1万円程度しか差がないし。
ストアの方は、まだ専用ソフトがダウンロードできないし、何があるのかわからない。12/20だそうだけど、どちらにしても専用ソフトはMacで使えないみたいなので、本体買わないとストアも確認できない状態。
で、本体購入の話。直販だけというのはどうなんですかね。上にも書いたように、私自身は割と気に入ったんだけど、その場で買えないの。もちろん、事前に知ってはいたのだけれど、これって結構不利だと思うんだよね。買おうかなって思ってもその場で購入できないってすごく気持ち悪い。売り切れならまだしも、ね。しかも、パンフレットもらったんだけど、購入申込書はくれなかったし…だって、ネット経由で本体を注文するのにも、専用購入申込書に書いてあるキャンペーンコードとやらを入力しなくちゃならないらしいよ。直販なのに、わざわざ、展示してある店まで出向いて購入申込書をもらってこなければならないというのはものすごく手間だと思うんだけど。

そんなわけで、期待してたSONYのReaderはまだこれからという感じで、一方、特に期待してなかった、SHARPGALAPAGOS Media tablet(5.5インチモデル)は案外良かった。でもその場では買えないという。

特に結論がある訳じゃないので、なんともまとまらないけど、ひとつだけいえることとしては、GALAPAGOSは店頭でも買えるようにした方がいいと思うよ、私は。