「英国王のスピーチ」観てきた

とても久しぶりなんだけど、先週末の土曜に、映画「英国王のスピーチ」を観に行ってきた。アカデミー賞4部門受賞した作品なんだけど、観に行こうと思ったきっかけは、Twitterのタイムライン上で「マリみてみたいだね」という話があったからというもの。あと、「吃音症に悩む王様とそれを助ける言語学者(って観る前は思ってた)」というのが、マイフェアレディみたいだな、って思ったので。アカデミー賞をとったわけだし、私自身は知らなかったのだけれど、役者さんも演技派として有名な人たちだったらしく、これがまた非常にすばらしい映画でしたね。
吃音症で人前に出るのが苦手で王になんてなりたくなかったジョージ6世シェークスピア演劇の俳優になりたい言語障害専門家のライオネル、この二人の関係性とそれを支えるエリザベス1世と娘たち。王になりたくなかったのに、吃音症なのに、王という立場上、スピーチをしなければならない、その緊張感は想像を絶する。それでもどうしてもその舞台に立たなければならないなんて!
ジョージ6世が王になった時代、ナチスの台頭とともに世界情勢はどんどんきな臭くなってきて、英国民は強い王を欲している、そんな中、ジョージ6世はどうやって立ち向かうのか。ライオネルはどうサポートするのか、ぜひ、劇場に足を運んで観てみてほしいと思う。
史実に基づくお話ということだけど、歴史の表舞台に出てこない面白くて素敵な話はまだまだいっぱいあるんだねえ。個人的にはソフトが発売されたら絶対買うよ!ってぐらいは好きな映画になった。