赤美潤一郎「あかりや」 ネムキ2005/05月号(朝日ソノラマ)

「あかりや」が読みたくて初めてネムキを購入。
それで、「あかりや」ですが、ネタばれぎみでちょっとあらすじを書くと、『死人のランプ』をもつ者しかその姿をみることができない『死者の門』。そこを通るために『あかりや』でランプを買ったキカイ人間の少女。彼女はキカイ人間であるために、死ぬこともできず、ただこの世に取り残され続けるのが耐えられなくなり、門を潜るのだが、死者の門の先は『魂』の世界であるため、魂をもたない彼女には、門の先にも何も見ることができない、というお話。
良いですね。肝心の『あかりや』は最初と最後にしか出てこないのだけれど、このキカイ人間の少女が主人公になるんだろうな、きっと。
短編掲載は単行本になりにくいと思って(理由の半分は立ち読みできなかったからだけれど)雑誌を買ったのだけれど、2005.08.12発売予定の2005/09月号から新連載なのかー。これからネムキを買うかどうかが問題。