インターネットで本を売るということ

どこかの日記で読んだのだけれど、ブックオフで携帯電話を見ながら、ざくざくと買い込んで、Amazonマーケットプレイスヤフオクで売って差額を儲ける商売(?)をしている人がいて、背取りは許せるけれども、携帯電話を見ながらやっているアレはなんか不快だ、という話。
今日、ブックオフに行ったらば、まさにそういう感じのことをやっている人を見たよ! なんか絶対その人が読まなそうな(失礼かも)専門書や参考書、ビジネス書みたいのをざくざくカゴに入れてましたよ。わぁ本当にいるんだというのが正直な感想。実際のところ、儲かるんでしょうかねえ。ブックオフに売られているようなビジネス書なんてのは、大して役に立たなかったから置いてあるんじゃなかろうか? 別にどうでもいいけれども。ちょっと古い専門書を見て、必死にISBNを探す姿がなんだか少し滑稽。
はてなダイアリーなんかを見ていても、セドリをやっている人の日記をちょくちょく見かけはするのだけれど、あれは本に関するなかなかの知識が必要とされるんじゃなかろうか。確かに、ブックオフは、ごくたまに掘り出し物があったりもするのだけれど、今日見た人なんかは、そういう選び方ではないみたいね。
結果的に、読みたい人に手に入るのであれば、ブックオフでも売れなくて処分されていくよりは、何倍もマシなんでしょうが、なんかこう、色んなものが欠けてるような気がする。Amazonヤフオクのおかげで、「インターネットで本を売ること」の敷居が低くなったというのもあるのだろうけれども、ただ流行っているだけという感じがしてちょっとだけ不快。冒頭の話の気持ちがなんとなく理解できた気分。